学び、プラス経験・体験 ~33期生「基礎看護学 活動と休息」演習~
学内近況
入学して約2ケ月。
真新しいユニフォームの学生の姿も見られてきた5月の終わり。
この日、1学年は「活動と休息」の演習に臨みました。
この講義では、患者様の体位を安全に変換し、
車椅子やストレッチャーへの移乗、移送をスムーズに行う、
また、杖歩行のポイントなどの実技を学びました。
放課後や空き時間を使って、それぞれが練習を重ねて迎えた演習当日。
演習はそれぞれ「看護師役」「患者役」に分かれて行いました。
患者役になって初めて分かることがある。
安全に、快適に、スピーディに。
少しの段差、少しの傾斜。
それが動きの取れない患者様には「少し」ではないこと、早いスピードで起こる問題点。
患者様の目線が加味されることで、学んできた技術がより確かなものへ。
友人同士「OK、OK」そう言ってしまいがち。
でも患者様にはどう答えたらいいだろう。
目の前のことの動きについ目を奪われて、疎かになりがちなコミュニケーション。
しかし患者様への声がけも重要なスキルのひとつ。
声がけひとつで安心感が大きく変わっていく。
数々の教員からのチェックや指導で、学びを深めそれらをどんどん吸収していく1学年。
頼もしく、目を細める場面です。
まぁ、目の前のことに精一杯なのはあまり変わってないかな(笑、
この日の振り返りでは「患者様の目線で」という言葉も聞かれました。
そうですね!そこ大事ですね!!
学び、プラス経験・体験。
頭で考えることだけでなく、技術をしっかり身に着ける、それは看護師の必須条件。
さぁ1学年の演習はまだまだ続きます。
次はどんな成果がみられるでしょうか。日々の成長が楽しみです!