今年の秋は、寒いのか暖かいのかの区別がつきにくい

そんな足取りでやってきたように思います。

2022年度　聖華式が11月4日。金曜日、

本校多目的ホールで行われました。

コロナ感染の終息が見られず、残念ながら今年もリモート配信で

保護者の皆様にご覧いただきました。

来賓の参列も少数とさせていただき、

さらに1学年・最終学年は各10名の参列にとどめ、

他在校生は学内で配信を見る形としました。

式典の前に最終学年から胸元にコサージュをつけてもらった32期生は

緊張の中にも華やいだ笑顔。

「誓いのことば」は何度も練習した事前録音でお聞きいただき、

校歌は情緒たっぷりのピアノ演奏。

多くの皆さんが集う華々しい式典とはいかなかったものの、

たくさんの方々の熱い思いや期待を受け、専門実習への扉の前に立った32期生の

その凛としたまなざしには、強い決意と看護への熱い思いが見て取れました。

聖華式。それは「決意の式」。

式典での学校長挨拶には「これが本当の入学式なのです」との言葉もありました。

看護学校に入学してからの座学を元に、いよいよ専門的な「臨地実習」へ向かう。

今、ここに決意を表し、宣誓し、新たな一歩を踏み出す。

だからこそ「本当の入学式」であるのです。

お忙しい中ご臨席くださいましたご来賓の皆様、

本当にありがとうございました。


そして保護者の皆様。

皆様をお招きして、この決意をご覧いただけなかったことは非常に残念でなりませんが、

皆様のご了承、ご協力のおかげをもちまして

無事に式典を終えることができました。

心からお礼申し上げます。ありがとうございました。

32期生はこれまでの何倍もの努力を要する「専門実習」へと進みます。

これは卒業、そして国家試験合格へと続く厳しい道のりの始まりでもあります。

今まで以上に努力が必要となることも多々あろうかと思います。

皆様のお力添え、ご協力、ご支援をいただきつつ、

「看護師になる」その夢へと向かう32期生を

引き続きこれからも温かく見守ってくだされば幸いに存じます。

「看護師になる」その決意を形に変え、新たなスタート地点に立った32期生。

さぁ扉は開かれました。

「看護師になる」、その進むべき道は己の前に！！