「より身近で温かな看護」を目指して
~中間学年「在宅看護論演習」~

学内近況

看護師の活躍の場は病院のみならず、

自宅で療養される方を訪問して看護を行う「訪問看護」もあります。

在宅において、看護や介護をされるご家族の負担を和らげ、

そしてなによりその対象となる方が安心して生活できるよう援助を行う

「訪問看護師」。そのニーズは年々高まってきています。



11月中旬、中間学年は「在宅看護」の演習に臨みました。



自宅を模した配置の中、看護師と家族、患者役に分かれ、

玄関を入るところから演習スタート。

それぞれに与えられた事例に沿って、

褥瘡予防、服薬の管理、車椅子への移乗、シーツ交換・・

対象者だけでなく看護者・介護者にとって、

負担なく、かつスムーズな援助となるような高いスキルが必要であることや

さらにはご家族に指導する力、高いコミュニケーション力も必須であることも

この演習で学びました。









教員からの「療養者さんの思いにはどう応えたらいいかな」

「指示ではなく提案という声がけで進めてみては」

そんなアドバイスにたくさんの提案や意見が出され、

少し前の中間学年よりずっとずっと深い看護の目線を持てているようで、

成長を感じる演習となりました。



先の「聖華式」において中間学年がたてた「誓い」。

専門実習まであとひと月を切った今、

その誓いにより一層重みが加わってきています。



「より身近で温かい看護」のスキルをも持ち合わせた看護師になるべく

頑張ろう、進もう!

34期生の専門実習はいよいよ12月2日スタートします!