卒業生の声
県内外の医療の最前線で卒業生たちが活躍しています。
- 看護師
- 杉江 香澄
- メディカルコート八戸西病院
- 2020年度卒業
在学中、苦楽をともにした仲間は
今でも集まって支え合う大切な存在です。
八戸看護専門学校を卒業し4年が経ちました。現在、専門学校時代の実習先でもあるメディカルコート八戸西病院の5階病棟で勤務しています。実習生がくるたびに懐かしい気持ちになるのと同時に気が引き締まります。
八戸看護専門学校では、1年次は座学で看護の知識を学び、演習で技術を学びます。2年生になると、臨床の場で患者さんと関わらせていただきながら看護を学んでいきます。3年生になり全ての実習を終えると、国家試験対策が始まります。
学生時代、私は勉強についていくのが大変で、このままで看護師になれるのかと不安と焦りでいっぱいでした。目の前の課題の多さに逃げ出したくなることも、伸び悩む点数に涙したこともありました。しかし、国家試験まで、先生方がひとりひとりのレベルに合わせて寄り添ってくださったおかげで、今こうして看護師として働くことができています。また、3年間苦楽を共にしたかけがえのない仲間が最後まで私を支えてくれました。ここで出会った仲間とは卒業した今でも仲が良く、休みを合わせて旅行に行ったり、みんなで集まって息抜きをしたりしています。
八戸看護専門学校で過ごした日々を忘れずに、これからも患者さんの命と向き合い成長していきたいと思います。
- 看護師
- 小西 優果
- 八戸赤十字病院
- 2010年度卒業
何となく看護の道を選んだ高校時代、
でも今は、この仕事が楽しくてたまらない。
「看護師さんなんて大嫌い」。
病院嫌いだった私が幼少期に叫んだ言葉です。そんな私が今、看護師をしているのを、周囲の人たちは驚いています。
看護師を目指したきっかけは高校の先生が勧めたから。進路に迷っていた私は、就職に困らないことや周囲の勧めもあって、看護師を目指し八戸看護専門学校に入学しました。同期達は看護師になりたいという想いが強く、私は入学当初からみんなについていくのに必死でした。実習が辛くて、看護師を諦めようと考えたこともありました。しかし、こんな私が実習も国家試験も合格し看護師になれたのは、切磋琢磨し合った仲間や、どんな時でも手厚くサポートしてくださった先生方がいたからです。
今は看護師という仕事が楽しくてたまりません。きっと学校で培ったたくさんの経験が自信につながっているのだと思います。
私事ではありますが、現在妊娠中で、体調を考慮しながら働いています。母になるというライフステージが大きく変わる状況で、不安と期待が入り混じっていますが、実習で病院に来ている教員に励まされ、心強く感じています。卒業後でも、気さくに声を掛け、あたたかい言葉をくださる優しい教員が多いのも、八戸看護専門学校の特徴だと思います。
出産後には職場復帰を考えています。家族のサポートをもらいながら、八戸看護専門学校での学びを生かし、これからも看護師を続けていきたいです。