やってみてわかったこと ~1学年「活動と休息」演習~

学内近況

爽やかな晴天に、少しずつ夏の気配が感じられる6月。

入学して3ケ月目に突入した1学年ですが、

ユニフォームに袖を通して演習する姿がだいぶ様になってきました。

さて本日の演習は、基礎看護学「活動と休息」。

杖、車イス、歩行器などを使って、安全に移動ができる技術を学びました。



障害物を上手によける、段差を無理なく安全に乗り越える、
そんな技術の数々はテキストや誰かの技術を見るだけではなく、
やはり患者様の目線から学ぶところに大きな意味があります。

つまり「やってみないとわからない」!

演習が開始して数分。

きゃーきゃー、いえ「ぎゃー」、そんな声があちこちから。

実際に車イスに乗って階段の段差を乗り越えようとすると、

その高さや角度が思っていた以上に高かったり急だったり、斜めだったり。

そこから思わず「ぎゃー」とか「こわっ」などの声があがっていたようです。

これでは患者様もきっと「怖い」ですよね。

怖い思いをさせ、まして転ばせてしまっては本末転倒です。

いかに「安全に」「楽に」移動を行えて、「怖い」と思わせない技術、

それが求められているのです。



やらないとわからなかったこと。やってみてわかったこと。

相手の目線で見る、聞く、行う。

技術の習得にはこれらの要素も必要だということが、この演習から学べましたね。

まだまだ学びは続きます。

頑張ろう!1学年!