経験を知識に ~1学年「老年看護学概論」演習~
学内近況
すっかり秋も深まり、雪の便りが聞かれるようになった11月半ば。
1学年は「老年看護学概論」の講義で「高齢者体験」をしました。
高齢者疑似体験セットの装着に手間取りながらも準備は進み、いざ体験。
おもりが付き、ベルトで腰や膝が固定され、また色つきのゴーグルで視界が遮られ、
軍手で手の自由が利かない、そんな状況を初めて経験した学生からは
「腰いたーい!」「見えなーい!」「あーぶつかるー!」などのつぶやき、そして時々悲鳴。
ジュースを購入したくても財布を開けられない。
階段や廊下の少しの段差にびっくり。
中腰が多く、またゴーグルからのぞく視界は極端に狭く、色の区別がつかない・・・
あらためて高齢者の方々の大変さがよくわかりました。
これから看護師として、いろいろな患者様、高齢者の方々に携わります。
その時に、当事者の方々の目線、思いがわかる看護師はきっと大きな力になれるはず。
わいわい言いながらの演習でしたが、深い学びを得られた演習でしたね。
この経験を知識に変えて、看護師への道、まっすぐに進んでまいりましょう!
頑張ろう!1学年、33期生!