経験は気づき ~34期生「基礎看護学 活動と休息」演習~

学内近況

入学して約2ケ月の1学年。

ユニフォームを着用しての演習も多くなってきました。

この日、1学年は「活動と休息」の演習に臨みました。

この講義では、患者様の体位を安全に変換し、

車椅子やストレッチャーへの移乗、移送をスムーズに行う、

また、杖歩行のポイントなどを学びました。



演習はそれぞれ「看護師役」「患者役」に分かれて行ったのですが、

患者役になって初めて分かることがありました。

車椅子でのスピードは思った以上に「こわい」こと。

見ている側には少しの段差、少しの傾斜でも

動きの取れない患者様には決して「少し」ではないこと、

早いスピードで起こりうる問題点。

患者様の目線になることで、知識・技術はより確かなものへ。

そして患者様と向き合うためにはコミュニケーションスキルも問われます。

友人同士なら「OK、OK、大丈夫!」そう言ってしまいがち。

でも患者様にはどう話す?聞く?答える?

この演習で、声がけのひとつひとつで安心感が大きくなることも学びましたね。



講義、演習で、経験、知識をしっかりと自分のものにしていく頼もしい1学年の姿に、

見ていて目を細める場面も多くなってきました。

まぁ、目の前のことに精一杯なのは変わってないか(笑

演習の振り返りでは「患者様の目線になって」という言葉も。

そうです!そこ大事です!!

経験から次に進む「気づき」も生まれます。

1学年、これからまだまだ覚えることは山積みです。

これからの成長を楽しみにしています!