「心」「精神」に触れる旅 ~宿泊研修の様子~
海外研修が実現できなかった分、
国内研修に馳せる思いは大きいものがあった32期生。
これまでの数々の学内で研修の締めは
1泊2日の国内研修(弘前、むつ方面)でした。
この研修は、
日本の文化に触れる、日本人としての自覚を高める、人間性の成長を目指す。
そんな思いのもと、最終学年担任チョイスで設定されました。
正直、若い学生が自分たちではおそらく思いもつかない設定ではありました。
しかし、思いもかけない体験の場に身を置くことは、
なかなかできない経験ができるということ。
バスで学校を出発し、まずは市内のお寺で座禅体験。
その後、弘前方面へ。
弘前 津軽ねぷた村にて郷土料理の昼食をいただきました。
そしてパワースポットで名高い高山稲荷神社へ。
千本鳥居をくぐり抜け、その美しさに圧倒されながら、絵馬を奉納。
来る国家試験合格への強い決意を神様にご報告しつつ、神社を後に。
バスは一路、下北半島「恐山」へ。
ちょうど恐山は例大祭が行われていて、たくさんの参拝者がおいででした。
宿坊へ入り、精進料理の夕食をいただいたあと、説法を受けました。
その後はグループ発表テーマを話し合いながらの自由時間。
恐山を訪れたのは初めてという学生がほとんど。
荒涼とした中にどこか癒しや安らぎが漂う「祈り」の場。
こういった機会がなければ訪れることはなかったかもしれませんね。
翌日は6時半の朝のおつとめに参加させていただきました。
恐山をあとに、道の駅よこはまで買い物や休憩しつつ、
学校への帰途につきました。
学校へ到着後、すかさずこの研修のグループ発表に臨みました。
あっという間の2日間。しかし、濃密な「心」「精神」に触れる旅となりました。
この研修で精神的な伸びしろを得た最終学年。
さぁ、意気込みも新たに次のステップへ!